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沢辺 みほ / 栄養士 Miho Sawabe / Nutritionist
食育 Food Education
沢辺 みほ 食育
未来を担う子どもたちにこれから私は何ができるのか。

長年、保育園栄養士として従事し、子どもたちへ遊びや学びの時間を楽しみながらできる食育を保育現場で実践してきました。「クッキング」だけではなく、座学での「食器や食具の使い方やマナー」「さまざまな食材を3色食品群別に分けるゲーム感覚の食育」、食べ物を食べると自分の身体はどうなるのか。逆に食べないと自分の身体はどうなってしまうのか。など、「未就学児にも楽しく分かりやすく」を、モットーに実践してきました。育児相談では日々育児をする中で、保護者が抱く食に関する悩みに耳を傾け、楽しく育児ができるようサポートし、保護者と家庭との連携を行っています。また、食物アレルギーを持つお子さまも安心して保育園生活が過ごせるよう、日本人の食物アレルギーの3大原因の一つである「鶏卵」を使用しない給食の提供を行う為に、除去をすることで不足しがちな栄養価を食事摂取基準に基づいたバランスのとれた献立を作成する指導も行っています。

離乳期の食事の進め方は1人1人違います。個々の成長発達によって形状や硬さなどを配慮していく事も子どもの成長発達の手助けや食に興味を持つきっかけになると思っています。

保育現場にて日々子どもたちと関わり、食に対する子どもたちの様々な経験や成長を身近で感じる中で、未来を担う子どもたちにこれから私は何ができるのか、と考え、現在は保育現場での経験と自身の子育ての経験を活かし、食をきっかけにした子どもの発達を意識した食育の提案や研修、保育園給食の運営を統括し、心の発達、体の発達、木育等の様々な専門的部門と協力しながら保育園給食運営を行っております。

近年ではアメリカの幼児教育プログラムである、ハイスコープ研修を受講し、現地の講師や現場でコーチングする幼児教育者と共に学びました。研修では日本の保育とアメリカの保育の違いや食文化の違いも知る事ができ、その研修で学んだことを栄養士としてプログラムの中に継続的に実践できる活動として導入して、保育現場で活かせるようにしていきたいと思っています。