日常の保育(木育・食育含)活動や遊びの中には子どもたちが豊かに生きる力を育む要素がたくさん含まれています。先生が日々子ども達に提供されている保育や遊びが子ども達のどんな力につながっていくのかを知っていただくとともに、今ある環境や資源の中でこども達にどんな遊びを届けることができるのかを考えるヒントになればと願っています。
私は以前、子どものリハビリテーションに従事していましたが、現在は奈良県を拠点とし行政より委託を受け地域の園や学校の巡回相談員として活動しています。また、多様性あふれる子どもたちが地域で自分の力を発揮して仲間と共に集団生活を生き生きと送れるよう、子ども、先生、保護者の願いに向かって先生や保護者と連携、協働する活動も行っています。 その他、地域の療育教室にて保育士や臨床心理士などの専門職と共に子どもの発達を支える活動や「支援を必要とする子どもたちの集団参加」「遊びが育む子どもの力」をテーマに主に保育士、教員、保護者向けに研修活動も行っています。