20年近く子どもの心理に関わるお仕事をしてきています。子どもだけでなく、働く保護者のメンタルヘルスに携わろうと7年間企業のメンタルヘルスにも従事しました。現在は、園で保育カウンセラー、小中学校でスクールカウンセラーとして勤務しています。また、フィンランドの精神科医が作った、子どもとの関わりに役立つプログラムを広めています。
人間は常にコミュニケーションのキャッチボールをして生活しています。こどもから態度、ことば、声等で投げられたボールをどれだけ気づき、どのように受け止めるか、大人がどんなボールを投げるかで、関係が築かれ、発達が促されていきます。臨床心理、発達心理の観点から、保育に役立つ情報をお伝えしたいと思っています。
保育園の先生は、責任あるお仕事、社会を支えるとても大切なお仕事だと思います。私自身3人の子育てに奮闘中の身で、先生方には頭の下がる思いです。現場では大変なことがたくさんあると思いますが、少しでもお力になりたいと思っております。